山猫が見た世界

生息地域:東京、推定年齢:40歳前後、性別:オス

展示会:「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」

以前から行きたいと思っていた「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」@国立新美術館。ようやく時間を作って観に行ってきました!

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もはや説明不要でしょうが、荒木飛呂彦氏の「ジョジョの奇妙な冒険」と言えば、1987年から30年以上に渡り週刊少年ジャンプで連載している伝説的な漫画です。20代から40代の日本人男性の中には「大切なことはJOJOから学んだ」という人も多いでしょう。チケットを入手して、いざ国立新美術館へ!

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国立新美術館は、昨年のちょうど今頃に建築家の安藤忠雄さんの展示会で訪れて以来ですが、いつ来ても気持ちの良い場所ですね。特に、東京メトロ乃木坂駅から直結のルートで来ると、日常から非日常へと一歩ずつ近づいているような高揚感が味わえます。チケットが時間指定制になっているにもかかわらず、会場入口はこの長蛇の列。

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中に入ると、「原画展」と命名しているだけあって、おびただしい数の原画が展示されていました。驚いたのは、原画の書き込みの緻密さ。印刷の粗い漫画雑誌では表現しきれないほどに細かく線が引かれており、原画そのものが一つの芸術作品であると感じました。これは絶対に一見の価値があります。

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原画以外にも、超巨大なカラーイラストや、いわゆる「JOJO立ち」のポーズを立体化した模型、荒木氏による描き下ろし作品なども展示されており、非常に見応えのある展示会でした。ちなみに原画は撮影禁止だったので、イラストボードの写真だけアップしておきます。